2009年07月25日

ハイステークスキャッシュゲームの世界…

ライブでの最高レートのキャッシュゲームは、ラスベガス、ベラージオのポーカールームの奥にあるボビーズルームと呼ばれる別室で行われており、著名プロや腕自慢が集まってきます。最近は以前ほど頻繁には行われてはいないと聞きますが、このところ、WSOPでプレイヤーが集まっていたこともあり熱いアクションが繰り広げられているそうです。CardPlayerに以下のような記事が載ってました。とても参加できませんが、好奇心としては面白い記事です。


 ボビーズルームは毎晩のようにBigGameの常連が集まってくる。その中には、Doyle Brunson, Phil Ivey, David Benyamine, John Juanda のような著名人のほか、スウェーデンのErik Sagstrom や フィンランドのVille Wahlbeck といった海外からのプレイヤーもやってくる。

 この数週間、非常に大きな場が立っている、とプロであるDavid Oppenheim は語った。毎晩、$2000-$4000 の7ないし8種類のミックスゲームが行われ、時には$3000-$6000 にレートをあげて行われることもある。また、$1000-$2000 のポットリミットオマハは非常に頻繁に行われている。Andy Beal との勝負を除けば、知る限りラスベガスで行われた最大規模の勝負になっており、一時間ごとにポットは100万ドル規模にまで膨らむ。

 ボビーズルームの中での出来事はプレイヤーはあまり語らないものだが、プロはTwitterを通じて鼻血の出るレートのゲームの一部を語ることがある:
 Todd Brunson: "今晩のボビーズルームなかなかいい結果だった。Patrik (Antonius?)が来て30分の間に$300k勝つまではもっと勝っていた。"
" $2000-$4000 の8gameミックスをボビーズルームで、eli, Jen, Jonny Chan, Jeff Lisandro, Joe Cassidy らと遊んだ。

Doyle Brunson:"フィンランドから来た若僧とポーカーをした。彼らはここいらのポーカー経済にこの一ヶ月ダメージを与えている。"
"読者諸君は聞き飽きたことと思うが、ボビーズルームでプレイされているゲームのレートは上がり続けている。"
"1点$15000のチャイニーズポーカーをプレイした。5人テーブルで、2人待っている。どうなってるんだ。1時間に210万ドルが上下する。信じられないレートだ。

Jennifer Harman:今晩、キャッシュゲームをした。ボビーズルームでいろいろあった。早い時間帯、みんなは1点$15000のチャイニーズポーカーをしていて、今はBigGameをしている。


1点$15000のチャイニーズポーカーは珍しくない。Oppenheimによると、1点$5000のチャイニーズポーカーはもっと頻繁に行われているが、今年になるまではそんなレートですら行われていなかった。1点$5000のチャイニーズポーカーで、名前は不明だが$180万ドル負けたプレイヤーがいるという。1点$5000のチャイニーズポーカーは信じられないくらいのビッグレートで、プレイヤーはどのくらい高いレートということかを認識していたのだろうか。


WSOPが終われば、このような超ハイレートのゲームも収束するようにも見えるが、今のところ、しぶといハイステークスプレイヤーは暴れ続けている。



用語解説(適当)


BigGame:$2000-$4000以上のゲーム。しばしばミックスゲームで行われる。
Andy Beal との勝負:数年前、1000万ドル以上の規模で、Andy Beal という資産家が、ラスベガスの著名プロの集団とヘッズアップで超ハイレートリミットテキサスキャッシュゲームをした。Professor, the Banker, and the Suicide King, The: Inside the Richest Poker Game of All Timeという本になっている。
チャイニーズポーカー:4人専用(5人テーブルということは、順番に1人ずつ抜け番となってると思います)13枚ずつカードが配られ、3枚、5枚、5枚で役を作り、他のプレイヤーと比較する。
posted by tanabe at 02:25| Comment(0) | TrackBack(0) | CardPlayer誌より | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月03日

オッズがあってもフロップを見に行かないこと

 カードプレイヤーのコラムにちょっと面白い記事が載っていました。
状況は、ビッグトーナメントのファイナルテーブル、ボタンまで全員降りて、セカンドチップリのボタンが6d3dでスチールに行き、チップリのSBがJJでジャストコール、BBはQ8oでオッズ的にはコールすべき局面ですが、フォールド。
フロップがQJ8でSBチェックにボタンがコンティニュエーションベット、ボタンがレイズにSBがリレイズで最終的にボタンがギブアップして手痛い傷を負いました。

ここで注目すべきはBBのDevlifishがQ8oでプリフロを降りたということ。その意図は、チップリの2人が戦おうとしているのだからそれに任せて、自分が敢えて中途半端な手でフロップを見に行く必要がないと判断したこと。フロップではきっとこっそり悔しがったに違いないけど、フロップを見ていればオールインになったのはほぼ間違いないのだから、結果として降りた判断は正解なのでしょう。トーナメントはオッズがあうから、あわないからでアクションが自動的に決まるわけではない、その時ごとに状況を判断する力がトーナメントに必要というお話でした。

Flopping Sets for Fun and Profit By Mike Sexton
(ページの一番下)
posted by tanabe at 20:18| Comment(0) | TrackBack(0) | CardPlayer誌より | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月25日

Part2:「いかに私は2684人の参加者からファイナルテーブルまで(図らずも)勝ち進んだか」

こちらの記事(WSOP2008の$1500イベント参加記)の続きが公開されました。

初日をアベレージ以上のチップ量で終えたはずなのに、Day2の開始時点で26BBしか持たないため、早い段階で大きな勝負を余儀なくされます。ボタンからのスチールをリスチールしようとしたら、それなりの手に引っかかったりしますが、なんとか引いたり、大きい勝負をいくつか制しながらファイナルテーブルにたどり着きます。WSOP$1500はディープスタックではなく、生きるか死ぬかの勝負を何回も余儀なくされることがわかります。この人はAAをこの日だけで5回も持っていたそうで、運の要素も強そうな感じです。

How I (Accidentally) Got Through 2,684 People to a Final Table - Part II より
posted by tanabe at 18:31| Comment(0) | TrackBack(0) | CardPlayer誌より | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

あなたがリミットゲームをプレイすべき10の理由[CardPlayerより]


ノーリミットのポーカーは、大きなポットを獲ったときはとてもうれしいのですが、一方リバーでまくられたり、スロープレイにひっかかったり、勝っているハンドをブラフで降ろされたり、そういうことがあると割り切っているつもりでも、ストレスがたまることも多いゲームです。また、見栄えがすることからテレビなどはこぞってノーリミットのホールデムを取り上げることもあり、特にトーナメントではリミットのホールデムは完全な日陰者扱いです。

John Cernuto は、トーナメントで多数の実績を残している著名プロですが、リミットのポーカーをすすめています。
ローリスク(ローリターン)で、精神的にもよい、というところでしょうか。

また、オンラインの低レートのリミットホールデムのリングゲームを観ていると、正しいアクションを起こせる人が少ない感じがします。

10. 敵がリバーでドローに成功したとしても、失うのはたったビッグベット1回分で、ノーリミットのように50回分も失うことはない。
9. 敵のオールインの意味を読みきる代わりに、ベッティングパターンを観察することで敵の手を予想することが容易になる。
8. 敵のブラフに引っかかったとしても、たくさんの金を失う恐れはない。たった1ベット分だ。
7. 不正があるテーブルでも破産するまえにその状況に気付くことができる。
6. 確認コールが容易なので、敵がブラフをしてたのかマジ手だったのかで一晩中悩むことなく、ぐっすり眠れる。
5. あなたから単なるラッキーで勝った相手が、あなたにお金を返すために何度でも戻ってきてくれる。
4. へたなプレイヤーが間違いに気付いて修正することがなく同じミスを繰り返すので、あなたは何度もそれで儲けることができる。
3. ノーリミットでは調子の悪い状態が1週間が続いたら破産しかねないのに対して、リミットではたとえ1年間続いたとしても、プレイできるお金は残る。
2. たとえ毎日勝ち続けたとしても、相手はそれでもあなたのことを憎んだりしない。
1. 相手は最大の武器、すなわち「オールイン」を失っている。


Top 10 Reasons Why You Should Play Limit Poker
より、紹介。
posted by tanabe at 18:18| Comment(0) | TrackBack(0) | CardPlayer誌より | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月10日

「いかに私は2684人の参加者からファイナルテーブルまで(図らずも)勝ち進んだか」

How I (Accidentally) Got Through 2,684 People to a Final Table -- Part I
http://www.cardplayer.com/magazine/article/17757

 あるプレイヤーのWSOP2008参加記。Limit Hold'em のshoot out イベントに登録するつもりが間違えて$1500のNLイベントに登録してしまった(すでに前日のNL$1500イベントで入賞し、丸二日プレイしてるので疲れていたし、参加人数が多すぎ競争が激しいので参加したくなかった)プレイヤーが、有名プレイヤーのスロープレイにひっかかったり、ブラフに成功したりしながらDay1を勝ち進みます。最終的にはファイナルテーブルに進出したようです。
 続編にも期待。
posted by tanabe at 14:57| Comment(0) | TrackBack(0) | CardPlayer誌より | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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