2010年07月09日

2008WSOPチャンプ、ポーカー界から引退へ?

http://www.pokernewsdaily.com/peter-eastgate-to-retire-from-poker-13114/
Peter Eastgate to Retire from Poker? より:


 2008年のWSOPメインイベントのチャンピオンである、Peter Eastgeteは、国際的なハイステークスポーカーの世界から、少なくとも当面の間、引退すると述べた。

 彼のスポンサーであるPokerStarsのblogで、プロのポーカープレイヤーとしてのライフスタイルを追い求める意欲を失ったことを示唆した。
“プロとしてポーカーを始めたとき、人生の残りすべてをプロのポーカープレイヤーとして過ごすことを目標とはしていなかった”と24歳のEastgateは語った。“目標は経済的な独立を果たすことで、WSOP2008のメインイベントでそれは達成できた。”

 Eastgateは続けて、メインイベントのチャンピオンとしての生活を楽しんでいたが、心はもうそこにはない、と言っている。“WSOPメインイベントを優勝してから世界ツアーに出かけ、色々と珍しいものを見てたくさんの人と知り合った。これらはすばらしい経験だった”“WSOP後の20ヶ月で、ハイレベルのポーカーをプレイするモチベーションを徐々に失い、残りの人生で何をするのかを見つけるべき時がきたのだと悟った”

 彼の今後についてはややぼかした発言しかしていない。“この後どうなるのか、まだわからない。ライブのトーナメントは休むことは決め、Peter Eastgateとして過ごすことに注力したい。PokerStars, 友人たち、そして家族がこの20ヶ月間支えてくれたことに感謝したい。そしてポーカーを休むことを決めた。”

 WSOP2008メインイベントで勝利し、915万ドルを獲得してからも、彼は世界中でのポーカーに参加し成功していたと思われる。2009年にはPokerStars Caribbean Adventure の$5000のイベントで勝利し、34万ドルを獲得し、WSOPチャンプのタイトルを守る戦い、2009年のメインイベントに参加した。去年のメインイベントでは最終的に78位で敗退したが、まぎれもなく過去10年でデフェンディングチャンピオン最高の成績を残した。

 この10ヶ月、彼は世界を旅してポーカーの腕を見せ付けた。ロンドン(EPTメインイベントで2位になった)、エストニアのタリン、オーストラリアのシドニー、フランスのDeauville、そして彼の故郷であるデンマークのコペンハーゲンで。WSOPメインイベント以降で、彼のトーナメントでの獲得賞金額は154万ドルに及び、生涯獲得賞金ランクは1090万ドルで、第六位の成績である。

 しかし、明らかにEastgateはポーカーの世界以外のことに心がひかれつつあった。6月には、WSOPのいかなるサブイベントにも参加せず、2010ワールドカップのデンマークの応援に注力し、南アフリカに応援にでかけることが報じられた。そのときの彼のコメントは、“WSOPのすべての小さなイベントに参加するモチベーションを持っていない。それはお金の無駄だと考えている。自分にとっては、2本目のブレスレットを獲得することは重要ではない”というものだった。彼はヤングガンのプレイヤー、特に Tom “durrrr” Dwan が自分自身がブレスレットを獲れるかどうかを対象にした賭けに勝つことを目的に、サブイベントを多数プレイしているような考え方に懐疑的であった。

 ポーカーからしばし離れるという決断をした若手プロはEastgateが初めてではない。昨年末、著名オンラインプロのShaun Deebはポーカーを休むつもりだという発表をして、その後は今年のWSOPまで姿を見せなかった。EPTの前チャンピオンの Michael “Timex” McDonaldや、オンラインキャッシュゲーム専門家のJonas “Nebuchad” Danielssonらもポーカーからの引退を発表している。

 Eastgateの決断にポーカーメディアやフォーラムは沸いた。Twitterでは、WSOPブレスレット8回獲得のプロErik Seidel は“WSOP2008年チャンプのPeterEastgateはポーカーを止める、興味深い話だ。彼の今後に幸あれ・・・”フランスの有名ポーカージャーナリストのBenjoDiMeoはEastgateの決断は最善だったと考えている。“スマートな子だ”

 フォーラムでは、Eastgateの決断は概ね好意的に受け止められている。 PocketFives.com で“TpocketT”というユーザは、「Eastgateはとても賢いし、よく考えた決断だと思うね。グッドラック。ほとんどの人がポーカーを始めたときに考えていたであろう、儲かったら止める、を彼は忠実に実行しただけと思う。」と書き込んだ。また、“matze_widi”というユーザは、「自分の生活を再評価するのはいいことだと思う。ポーカー以外にも楽しいことはたくさんあるし、彼の場合は金銭面のリスクがないのは明らかだ」と書いた。彼のコメントの最後の言葉、近い将来にまた戻ってくるかについて、“wackyJaxon”はこう書いた。「彼は将来戻ってくると信じたい。これは一時的な決断であって、彼にとってポーカーが楽しいとまた思えるようになって戻ってくるための時間が必要なんだろう。来年のWSOPの終わりまでに彼がライブトーナメントに参加するかどうか、小さな賭けをしないか」


posted by tanabe at 16:37| Comment(0) | TrackBack(0) | WSOP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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